経営理念が現場の心に火をつける
戦略なき経営者は経営理念を語るなかれ。
昨年の「漂流する日本企業」では、株主重視に偏りすぎて、設備投資をせずに競争力を弱めた日本企業に警鐘を鳴らした著者が、昨今の安易なパーパス経営の流行に楔を打った1冊です。
経営者は自らの志を実現するために事業を行うのであって、その事業を成功させるにはまずは戦略を考えなければならない。そして、その戦略の中身は、経営者個人の経営哲学に基づくものであるべきで、経営理念とは従業員と共に戦略を実行する中で育まれていくものである。経営理念が無くても企業は存続できるが、戦略なき会社は存続できないというメッセージは、当たり前であるだけに強烈。
なお、戦略構築に悩む方は、「経営戦略の論理」をぜひご一読ください。
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